ご存知ですか?大腸内視鏡検査のこと
大腸内視鏡検査とは
大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡(大腸カメラ)を挿入し、大腸の粘膜に異常がないかを、画像で観察する検査です。
大腸内視鏡検査でわかること
①がんやポリープの有無
②かいようの有無
③大腸粘膜の出血や炎症の有無
大腸がん検診で便潜血陽性を指摘されたら
大腸からの出血理由の一つとして、がんやポリープの存在が考えられます。
大腸がん検診の一次検査では、がんやポリープの疑いのある人を集団の中からふるい分ける方法として、便潜血検査が用いられます。
検査結果が「陽性」だった場合は、より精密な検査として大腸内視鏡検査を行います。
大腸がんを早期に発見できれば、治る確率は?
ステージ0~Ⅰの早期大腸がんの5年生存率は90%以上となっています。また、大腸がんを早期に発見できれば、多くの場合、負担の少ない内視鏡治療で治療することなできます。
大腸内視鏡検査Q&A
Q.大腸内視鏡検査は痛くないですか?
A.内視鏡技術の進歩により、昔に比べて苦痛はかなり軽減されています。
さらに、経験の豊富な医師にかかることで、ほとんど痛みを感じないで済むことも多いです。
それでも手術後で大腸に癒着がある場合など、状況によっては痛みを感じることはありますので、不安な方は内視鏡検査の受診を検討している医療機関に鎮静剤や麻酔の使用等について、事前に相談しておくと良いでしょう。
Q.検査の時にお尻を出すのが恥ずかしいです
A.肛門の部分に切り込みの入った専用の紙パンツが用意されていますので、お尻を露出することなく検査を受けられます。
また、内視鏡室は専用の部屋で行われるため、ほかの患者さんに見られることはありません。
Q.大腸内視鏡検査には
どのくらい時間がかかりますか?
A.通常、肛門に内視鏡を入れ始めてから10~20分程度で終了します。
ただし、内視鏡を慎重に挿入する必要がある場合や、病変の組織を採取する場合など、対応によって所要時間は変動します。
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